なぜ会社にするのか、株式会社や合同会社など会社設立の理由
これから起業をするときに、個人事業で起業するのか、
合同会社や株式会社など会社にするのか、迷うこともあると思います。
そこで今回は、なぜ会社にするのか、会社設立の理由についてまとめてみました。
会社設立のメリット、会社にする理由とは
会社設立には節税になる、事業承継など後継者対策、融資を受けやすいなど
様々なメリットがあり、会社にする理由は人それぞれですが、
会社にすることで、一番大きいメリットは信用力ではないでしょうか。
このフレーズは生活をしていると様々なところで、
耳にしますが、事業で信頼はとても重要です。
商売は、信用・信頼を獲得することから始まります。
お客さんは相手を信用することができれば、大切なお金を払ってくれません。
取引金額が少額なら、「 失敗しても目をつぶれる範囲 」と思って購入してくれることもありますが、
高額な商品やサービスなどの取引では、信用がなければ、候補にすら検討してもらうことはできません。
これはインターネットで物を買うときにレビューを見てみるなどということでもあらわれます。
レビューがない場合は、運営者や会社概要などを見るでしょう。
そのときに、株式会社○○ とあるのと、 個人名ではどちらが安心するのか考えると、
会社にすることによって手に入れられる信用力は、より分かりやすくなります。
特に大手企業は会社としか仕事をしないという傾向が・・
大手企業の中には、個人事業主とは仕事をしないところもあります。
たとえ、これまでにいい仕事をした実績があっても、「上司を説得できない」
「今までに実例がない」といった理由で断られるケースはよく耳にします。
個人から合同会社や株式会社にする方は、一度はこのような経験をしたことが多いようです。
大きな会社には、必ず株主や役員が大勢います。
また取引開始には多くの決済権者の稟議が必要になります。
このように、会社には多くの利害関係者が絡んでくることから、
保守的になりがちで、リスクをとることを嫌がります。
このような理由から、何かあったときに信用力や規模を重視することになるため、
個人事業主とは一緒に仕事をしたがらないのです。
個人事業と会社組織の差、登記制度とは
長い付き合いがある相手なら、それまでに培ってきた実績があるので、信用をえられていますので、
ビジネスには支障がありません。
しかし、初めて仕事をする相手から信用を得ることは、そう簡単ではありません。
取引先は、こちらを「どれくらい信用できるか?」を見極めないと、
取引をしてくれません。
このような新規取引を行う際に信用されるためにも、「会社」という組織は役立ちます。
一般的に、個人事業主よりも会社のほうが信用を得られます。
なぜ、会社は信頼される傾向にあるのでしょうか。 その答えは、会社は「登記」が義務付けられているからです。法務局に登記されていれば、だれもが会社の重要事項を閲覧できます。
本店や代表者の居場所がわからないこともないですし、
だれが役員で、どういった商売をしているか、資本金はいくらなのか、
いつ設立された会社なのかなど登記事項を見れば会社の概要が分かります。
そしてこの登記をする際には、法務局で一度フィルターがかかるため、
虚偽の登記が行えないようになっているので、会社の信用力は高くなるのです。
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