現金について税務調査では何を確認する?
税務調査で確認される項目の一つとして、
現金の調査があります。
そこで今回は、
現金について税務調査では何を確認されるか、
その調査ポイントを記載します。
現金について税務調査のポイント
現金について税務調査のポイント
1.現金に関する補助簿の有無及びその記録が正しいか
2.補助簿の残高と実際残高の一致
3.営業所などが複数ある時は、現金に関する帳簿が一つにまとめられているか
4.事業の規模に不釣り合いな多額の帳簿残高となっていないか
現金調査の手順
1.調査日の直前の帳簿残高と、実際残高の確認
↓
2.現金出納帳の記載に誤りが無いかの確認
↓
3.月中に現金残高がマイナスになっていないかの確認
現金の実際残高との不一致の原因
~現金不足の場合~
1.出金伝票、領収書などの支払帳票よりも多く現金を支払った
2.支払帳票無しに出金を行った
3.一部現金を補充したが、その金額と補充先が不明である
~現金過剰の場合~
1.支払帳票よりも少なく現金を支払った
2.入金伝票なしに現金を受け入れた(売上計上もれ、売掛金計上もれなど)
~現金過不足の処理法~
1.過不足に応じて雑益・雑損失を計上する
2.過不足(主として不足)に応じて責任者負担とし、貸付金とする
※現金出納帳には
①年月日
②入金額
③出金額
④適用
⑤残高 の記載があることが、
税務調査での余計なトラブルへの予防となります。
匠税理士事務所の税務調査対応サービス
匠税理士事務所では、
お客様の大切な会社を守るための税務調査対応サービスをご提供しております。
詳細につきましては、こちらよりご確認下さい。
税務調査以外の経営支援サービスや
各種アウトソーシングはこちらからご確認下さい。
→ 法人のお客様向け経営支援サービス一覧
最終更新日:平成27年6月12日
匠税理士事務所の所属税理士や、
その他の税務調査などのお役立ち情報は、
下記TOPページに移動の上、各ページにてご確認下さい。
税理士 目黒区なら匠税理士事務所HPへ