損益分岐点売上とは? 損益分岐点が黒字と赤字の分かれ目
匠税理士事務所へご訪問ありがとうございます。
経営支援担当の税理士の水野です。
自己資金もしっかりと会社員のうちに貯め
創業融資等と合わせ必要なお金を準備し、
店舗も家賃が安い所を借りて、
人もまず最低数から始める事で営業開始。
ここまでの準備は万全です。
しかし、実際営業を開始してみると、
・勤務時代のように集客がうまくいかない・・
・当初想定したように売上がなく不安・・・・
というように最初からうまくいかない方も
少なくないと思います。

赤字黒字の境界線の損益分岐点売上・損益分岐点とは
ここで一番怖いのは、何が問題なのか、
分からなくなり場当たり的な経営をする事です。
この況で経営者の方に一番意識して頂きたいのが損益分岐点売上です。
損益分岐点売上は、
【 黒字 】と【 赤字 】の境界線となる売上です。境界線となる損益分岐点売上を達成できれば、
お金は減らない状態になります。
お金が減らない状態なら生き残れますし、
改善策を練れば黒字にすることも可能です。
また、損益分岐点売上は経営する上での最低目標で、努力すれば多くの場合は到達できる売上です。
まずは目先の目標を一つ一つ超える事で
すこしずつ経営が安定してきます。
だから損益分岐点売上は重要なのです。

損益分岐点売上(損益分岐点)の計算方法
【 損益分岐点売上、どう計算するのでしょう?】
損益分岐点売上 = 固定費 ÷ (100%-変動比率*)
で計算できます。
*上記の変動比率は、変動費 ÷ 売上で計算します。
<参考:用語の意義>
固定費=売上と関係なく毎月定額で発生する経費。
例:家賃・人件費・機材リース料・借入金金利等
変動費=売上に応じて金額が変動する経費
例:飲食店の材料など
損益分岐点売上をしっかりと抑えていくことが、
黒字経営を実現するための第一歩です。
家賃・人件費700の会社で材料原価率30%なら
700÷(100%-30%)=1,000を売ればOKです。
試してみると
1,000(売価)-1,000×30%(原価)=700(粗利)
この700で家賃・人件費が賄えて
社員・家族を守る防衛線となるです。
だから、最低自社で確保すべき売上である
損益分岐点売上=防衛線は意識すべきです。損益分岐点売上(損益分岐点)と経営について
損益分岐点を起業ししばらくすると超えてきます。
それでもまだまだ安全圏ではありません。
継続購入してくれる安定得意先などの売上のみで
この損益分岐点を超えて初めて経営が安定します。
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執筆者・文責 税理士 水野智史
損益分岐点売上とは? 損益分岐点が黒字と赤字の分かれ目は2025年4月の内容で記載してます。
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