目標利益から必要売上を決める利益の計算式と求め方とは
匠税理士事務所へご訪問ありがとうございます。
経営支援担当の税理士の水野です。
事業を開始し、事業から経営に発展するときには
いくつかのステップがあります。
第一のステップは、商売が成立するかどうかです。
つまり、毎月安定した売上が確保できるかどうかが最初のハードルとなります。
そのため起業間もないときには
マーケティングの知識や、人脈、販路などどのようにして売るかどうかが最大のテーマとなります。
売上がある程度確保できるようになったときに次のステップが見え始めます
それは、いかに利益を出すかということです。
「 いくら利益が必要か 」
その考えをもち、この商品を売れば
いくらの利益が出るのか
即座計算できる程、数的感覚を磨きあげる時期です。

必要利益はいくらか?重要な理由
会社を大きくするには、先行投資が必要です。
先行投資は、新しい商品や市場への挑戦人材や
モノなどの確保などがあります。
企業は安定を考えた時から衰退します。
常に失敗はつきものであっても先行投資を行って、
新しいことに挑むことが必要です。
そのうちの、何点かが成功するときもあれば全てが失敗に終わることもありますが、
その繰り返しで、市場から評価される商品や
サービスが見つかり、会社に利益をもたらします。
常に新しいことに挑戦を続けてこそ
生き残りが可能となります。

新しいことへの挑戦のために利益は必要
【 いくらの利益が必要か ? 】
これが頭に入っている経営者は、
次にやるべきことが見え始めており
先読み経営が可能となる状態です。
自分の業界の5年後10年後のリスクを洗い出し
どんどんと新しいことに挑戦しリスクを回避していくことを意識し始めると、経営の段階に入ります。
商売を考える、利益を考える、
将来を考えるこれが一度できるようになると、
【将来の考え】→【商売見直し】→【利益改善】
など利益を上げるための流れを様々な視点から
組み合わせて攻めの戦略を広げることができます。
何事も経験した事は、財産となり経験の積み重ねで
色々な応用ができ幅がでるようになります。
【 商売 → 利益 → 将来への投資 】
このルートを一通り経験することで幅が広がります。
現状で手が一杯になってしまった時や、
先々の攻め方をもう一度考える時に使える考え方です。
そのため、
「 毎月、常に、黒字経営であること。」これを意識することはとても重要です。

目標利益と必要売上を決める利益の計算式と求め方
黒字経営とは、会社を維持する固定費を粗利が
上回っている事です。
だから、最低限目標とすべき利益は、
会社を維持するのに必要な固定費となり、
ここに将来の投資などのために稼ぎたい利益を加味して決めることになります。
そして、目標売上は、この必要利益を稼ぐために、
粗利で幾ら必要なのかを算出し、こちらを粗利率で割り戻した数字となります。
例えば、固定費が10,000,000円で
将来への備えなどを加味して、
最低5,000,000円を利益として確保したいなら、
15,000,000円が必要利益となります。
粗利率50%の物販を経営の場合の必要売上は、
15,000,000円÷50%=30,000,000円となります。
必要売上が決まれば後はこの達成に向け努力のみとなります!

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執筆者・文責 税理士 水野智史
経営者の仕事とは何か、社長に求められる役割・役目とはは2025年5月の内容で記載してます。
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