経営者の仕事とは何か、社長に求められるものとは
経営者の仕事とは、何でしょうか。
日々様々な業務や判断に追われる中、
このようにお考えになったことはないでしょうか。
経営者の仕事について考えるときはいつか?
・事業承継された時
・売上規模などの会社の成長スピードと、
組織の成長スピードとがアンバランスになった時
・経営者の考えている利益と、
実際の利益がかい離している時
このようなタイミングで、
経営者の仕事についてお考えになる方が多いです。
経営者・社長の仕事とは何か
この問いに対しては、色々なお考えがあると思います。
この中で、
・やれば良いもの
・やらなければならないもの
とを分類し、やらなければならないものについて
経営者の仕事とは大きく以下の5つ仕事だと考えます。
1 必ず黒字経営を行うこと
赤字経営を続けていると将来的には潰れます。
会社を経営していく以上は、従業員の方々の生活を守り、
取引先や社会に対して責任を果たす義務があります。
これらは、黒字経営を行うこと以外で達成は不可欠です。
(関連記事:経営分析や財務などの指標を抑えた経営戦略)
2 未来の収益事業を生み出すこと
経済環境は絶えず変化します。
こうした中で今の収益事業が将来にわたっても、
収益事業である保証はありません。
そこで現在の収益事業の維持は、原則他のスタッフを中心にして行い、
社長は将来の収益事業(新商品や新市場)の開拓に絶えず挑戦することが必要であり、
この姿勢が会社の継続的な発展を可能にします。
3 会社を一つにまとめること
会社が大きくなってくると、
会社にかかわる人も増えてきます。
これらの方に経営者の考えをしっかりと伝えて、
それぞれがそれぞれの能力を出し、
責務を果たせるような仕組みを作ることが、
会社の成長に不可欠です。
(関連記事:経営理念と経営計画を作りたい方へ)
4 適切な評価基準を持つこと
社員の頑張りをしっかりと評価し、
頑張りに報いれる評価基準を構築することは、
優秀なスタッフを確保し、
より成果をあげていくために不可欠です。
そのためには、
適切な給与制度を作ることや、
会社への利益貢献度合いを的確に把握するための
部門別管理制度などの手法が有効となります。
5 長期的な視点をもち、断固として決断・実行していくこと
会社を経営していく上で、
いい時もあれば悪いときもあります。
その際に、時勢を見極めて長期的な視点をもち、
先陣をきって決断、実行してリーダーシップを発揮することが
会社を発展させるためには重要です。
きちんとした理念や考えがあっても、
会社が赤字では、従業員の生活を満足に保障できません。
そのため優先順位の高いものから
順番に列挙をさせていただきました。
匠税理士事務所では、
社長が社長の仕事に集中できるようにお手伝いし、
これらを通じて関与先の黒字率100%を目指しています。
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更新日時:26.12.5