2020年11月 匠よりお知らせ
経営者が現場にいる会社と現場と乖離し距離ある会社 (20/11/14)
経営者が現場にいる会社と現場と乖離し距離ある会社。どちらが良い業績を上げられるでしょうか?
この質問に対して、色々と考えはあると思いますが、経営者が現場にいる会社ではないでしょうか。
そもそも経営とは何か
経営に関する概念も色々とありますが、
経営とは、
1 商品・サービスの開発・改善
2 販売・営業活動
3 生産・供給活動
4 資本・財務
5 人材
この5つの要素のバランスを見極め、
時代の流れを読んで、どこに今は比重をかけるかという司令塔のような仕事だと考えます。そうなると、この5つの要素をバランスよく理解し、
誰よりも時流を読み、的確に判断をしていく必要があるわけです。
現場主義の経営者だからできることとは
現場主義の経営者の会社は比較的業績が良い傾向にあります。
例えばお客様からのクレームやお声が現場にいれば、
すぐ耳に入りますので、商品開発・サービス改善が迅速に行えますし、
販売先の選定でも、どのチャネルからのお客様が会社にとって良いのかもよく見えます。
また、外注先の仕事を見るだけで、自社の得意先を満足させられるか、
担当者が変わってお客様に迷惑をかけないかもすぐに判断できます。
このように現場にいなければ分からない情報が多いのです。
リーマンショック・コロナ禍など危機のときこそ現場へ
リーマンショック・コロナ危機など有事の時こそ、
これまでの常識が非常識になり、
これまでの戦い方が通用しなくなるため、いち早い迅速な判断が求められることになります。
そこで会社で一番優れた人材が先頭にいることで、
これらの判断が可能になりますし、社員の士気も大きく上がります。
例えば今回のコロナ危機でも、
資金調達を早々に対応している場合は、比較的調達が容易にできていましたが、
後になればなるほど、段々と難しくなっているのではないでしょうか。
現場に経営者がいれば、今回の危機はすぐに気が付きますし、
どれ位の資金を調達すべきかの判断も早くなるわけです。
現場と乖離し距離ある会社ではこれが難しいかもしれません。
また、お客様のニーズ・客層の変化なども現場にいることで多くのことが分かります。
変化の時代は、チャンスの時代でもあります。
この危機こそ現場に戻ることで、チャンスのきっかけをつかめるのではないでしょうか。
少しでも社長様のお役に立てれれば幸いです。
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