会社の経営理念(ビジョン)と経営計画を作りたい方へ
・起業するに際して、将来こんな会社を作りたい。
・会社を経営してきて、
人を雇う時に今後会社をどのような方向で伸ばしていこうか悩んでいる。
このように
会社の経営理念(ビジョン)と経営計画の作成に取り組む時期は、
会社によってそれぞれですが、
この会社の経営理念(ビジョン)と経営計画は、
これらがあるか、ないかで 会社の成長速度を大きく変えます。
それは何故でしょうか?
会社の経営理念(ビジョン)と経営計画を作ることの効果
会社の経営理念(ビジョン)と経営計画を作るためには、
一般的には、最低3~4か月はかかります。
そしてこの期間、
社長は会社の将来を必死になって考えます。
その結果、
今後自社を取り巻く環境がどのように変わるか、
そしてその環境の中で、
会社の経営理念(ビジョン)と
経営計画を作成した後に、
とるべき方法や考え方が変わったという声を
よく耳にするのは、
このように必死になって自社の将来を考えるという、
会社の経営理念(ビジョン)と、
経営計画作成がもたらす最大の効果です。
具体的には、会社の経営理念(ビジョン)と、
経営計画が無い場合は、
目先の一手二手を打つような経営だったのが、
会社の経営理念(ビジョン)と経営計画がある場合には、
最低3年先を見た経営に変わってきて、
これに合わせて結果も変わってきます。
この他にも社員への意思疎通、
金融機関への協力要請の際に、
重要な根拠資料となるなどの効果もあります。
このように会社の経営理念(ビジョン)と
経営計画を作成するのには、
相当な労力と時間を要しますが、
必ず回収できます。
というわけで、
経営理念(ビジョン)と経営計画を作成することをお勧めします。
会社の経営理念・ビジョンと経営計画の作り方
それでは会社の経営理念や経営計画は、
どのように作るべきなのでしょうか?
色々な考え方があると思いますが、
経営理念(会社としてのビジョン)を作成した上で、
その後に短期経営計画(1年先を見通した経営計画)を作成し、
中長期経営計画(3~10年先を見通した経営計画)を
作成するという流れをお勧めしています。
(関連記事:短期経営計画書と中期経営計画書の作り方や立て方)
会社の経営理念や経営計画を作るのは、社長の仕事です。
会社の経営理念や経営計画は、
どれも簡単に作成できることではありませんので、
会社のの経営理念と経営計画は、
常務や部長などが作成するものではなく、
会社の最高責任者である社長が自ら作成すべきです。
なぜなら、
「 将来会社をこうしたい! こんな会社を作りたい! 」 という
全社員を引っ張っていけるような旗(経営理念と経営計画)を
作れるのは、社長以外にいないからです。
(関連記事:経営者の仕事とは何か、社長に求められるものとは)
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最終更新日: 平成26年12月6日